福岡政行白鴎大学教授と会食

辻・本郷会計事務所の本郷孔洋理事長主催のセミナーに三浦功会長と出席し、政治評論家の福岡政行の講演を聴きました。辻・本郷会計事務所は300人規模の大きな会計事務所、セミナーには80人ほどの人が出席していました。
実は、本郷孔洋と福岡政行と私は大学1・2年の時のクラス仲間。

最初は本郷の挨拶兼講演、例によって漫談のような調子で世相評論。スティーブ・ジョブズ孫正義古田敦也などを取り上げて経営論・組織論を展開していました。
本郷先生の面白語録:「グーグル八分」ネットで阻害されると、いくらクリックしてもサイトが出てこなくなると言う現象、「村八分」のもじり。

さて、おりしも民主党代表選挙翌日の福岡先生の講演:福岡は民主党寄りの政治評論家と目されていましたが、最近は与党になった民主党に対して批判的な立場をとっています。今回の代表選挙に小沢一郎が立候補したことに関して、「太陽が西から出るようなもの」と発言しています。
もともと、菅直人が優勢と見ていたが、国会議員票はきわどいものがあった。菅総理政権運営はかなり厳しく、来春までにはまた政局となる可能性が高い。1990年のGDPは470兆円だったが、以来20年間ほとんど成長していない。団塊の世代が一斉に65歳を迎え、年金受給者が一挙に増えると言う「2012年問題」が控えている。そうとう強力なリーダシップが必要だ。
一部でみんなの党との連合「みん・民連合」が取り沙汰されているが、可能性は薄い。今日の難局を乗り切るには、共産党社民党を除いた党による挙国一致の大連合が本当は望ましいのだが、針の穴にらくだを通す以上に難しい、と言うお話しでした。


セミナーの後、本郷、福岡、三浦、玉生で築地植村の美味しいお料理をいただきました。談論風発。楽しい時間でした。

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