トップセミナー

昨日、コンラッドホテルでプラネット・トップセミナーを開催しました。
日用品雑貨化粧品ペット大衆薬業界のトップ約70名が出席。ライオンも花王P&G資生堂もタケダも集まると言う、プラネットならではのメンバー。内容は、私(玉生)の講演「多様性時代のIT活用」、藤巻健史氏の講演「今後の日本の金融・経済動向」。

藤巻健史の講演趣旨:
日本政府の累積赤字は872兆円に達し、危機的状況にある。この額はさらに増え続けるとしたら、いつの日か未達(国債が売れ残ること)が起こり、そのとたん、株価暴落、円安、金利高となる。そして、不安に陥った国民は銀行から預金を下ろそうとして、取り付け騒ぎとなり、日銀は一挙に通貨の供給を増やす。そして、ハイパーインフレとなり、国民と国内企業は大きな痛手を被る。ただし、悪いことばかりではない。困難な期間を過ぎると、日本経済の復活が始まる。韓国は、経済危機による半分以下に落込んだウォン安の結果、急速に回復した。日本も現在の異常な円高が、是正されれば日本企業の競争力は再び盛り返す。
個人の資産保全のためには、外国株、特にアメリカ株を保有するのが良い。


セミナーの後、懇親会を行いました。懇親会のお土産は、藤巻健史の本「日本破綻」(朝日新聞出版)、玉生弘昌の書評集「社長の読書」&美味しいお菓子! でした。

株式会社プラネット 玉生 弘昌